ASUNA YAMAUCHI

MEMO5

2020.03
死んでも連絡がいかないような関係
 
不穏な状況下であまり死について語りたくはないけれど、少し。以前、私のような人間に恋愛の相談をする人から「付き合う意味が無いから…」という言葉を聞いた。私は「ちゃんとした関係が無いと何かあった時に連絡が来ないのでは?」と思った。例えば自分の家族が突然倒れて生死を彷徨っている時、家族から「こんな人が居て…」と紹介されてもいない人に、わざわざ連絡を入れるだろうか?存在すら知らないかもしれない。最期に立ち会えるか否かは関係にあるのでは。相思相愛でも最期に側に居てあげたいと思わない人もいるだろうから、その時はあまり言わなかったけれど。
しかし手が届く距離にあるのに「大切だから手を放す」というのは、自分の現状に気が付いていないだけではないだろうか。本当は両手がいっぱいで、それ以上掴めないだけかも。
こんな状況で、関係を見直す人も増えるかもしれない。



 
手書きメッセージ機能
 
結構好きで時々使う。
zombies



 
11作制作中
 
去年、今年と剪定をして光が差し込むようになったからか、植えたものの咲かなかった沈丁花がようやく咲いた。沈丁花は綺麗な香りで好き。



2020.02
2月版画コースブログ更新
 
補足
タコの本: 「愛しのオクトパス」(私は未読)
バッタの本:「孤独なバッタが群れるとき」、「バッタを倒しにアフリカへ」
バッタの絵を描こうと思いバッタについて調べていたら「相変異」という言葉を知り、この本と出会った。
緑の大人しいバッタ(孤独相)が、高密度の環境で世代交代する内に黒い攻撃的なバッタ(群生相)に変異するという面白い現象が相変異。集団で広範囲を飛び回り緑を食べ尽くして砂漠化させる黒いバッタが、元は普通の緑のバッタなのだ。バッタとアフリカを救う為に、その変異を未然に防ぐ研究に尽力する日本人の昆虫学者さんの書いた本。
ちなみにバッタはlocust(語源はラテン語で「焼野原」)で、イナゴはgrasshopperなのだそう。イナゴは相変異をしないから名前が牧歌的。



 
"THE BIG ISSUE"
 
ホームレスさん達が路上で販売している雑誌。友人たちが時々買うと言っていたので、私も371、367、364号を買ってみた。
上記の号に書いていた内容は全てとても興味深く、関心の視野が広がった。イスラム世界では南の赤道上に宇宙の中心が存在するとか、ケニアで野生動物の保護活動をする獣医さんのお話、ダルマハゼの双方向性転換、構造色、世界短信、等…色んな事をフルカラーで読む事ができる。



 
雪ウサ・ゾンビーズ
 
zombies
ちょっと溶けてしまった。



 
ヘクトルとアンドロマケ
 
お仕事でキリコさんのこのタイトルの作品と関わる事があった。意味は最近知った。ヘクトルとアンドロマケはギリシャ神話のトロイア戦争の場面に出てくる夫婦の名前らしい。
戦場に向かおうとしているヘクトル王子を、妻のアンドロマケは行かないでほしいと引き止める。しかしヘクトル王子は国だけでなく妻子を守る為にも、戦わない選択はできない。結果、王子は殺されてしまう。アンドロマケさんはその後、ヘクトル王子との子供を目の前で殺した男性の妾にされ…と人生が続くよう。
これを知って観ると、作品の中で寄り添う二人の遠くない未来に永遠の別れが待っている事が分かる。
色々と考えてしまう。知り合いの女性が、「ハッピーデッドエンド」が目標だと言っていた事を思い出す。夫と一緒に死にたいと言う。私も結婚するくらいの人と人生を歩んだら、ハッピーデッドエンドを望むかもしれない。置いて行かれたら探してしまうとは思う。他の知り合いは、伴侶に先立たれて数年経った今でも泣いている。ある男性は、女性には何があっても逞しく生きていく生命力がある、というような事を言っていた。確かに、人も運命も何もかもを許し・受け入れ・生きていける逞しさは女性の原型のような感じがする。しかしアンドロマケさんのように、愛した人や子供が死んだ世界で、それでも生きていく逞しさにどれだけ悲しさがあるのか分からない。



2020.01
講師展
 
NEWS:ART SCHOOL 講師展 -9TH ATTEMPT-
版画コース講師3人全員が参加している珍しい年。



 
制作中
 
高熱で倒れる前、新しい事に挑戦しようとして躓いていた。全く気に入らない作品が次々と生まれ、改善を試みても悪化の一途。新しい事に挑戦したのが良くなかったのか、それとも版画感覚が狂ったのか…と悩む。強制的に制作禁止になったおかげで、思考が正常に戻った。上手くいかない時は上手くいっていた時と同じ事をする。今回は、新しい事を…と考えすぎて慎重になり、細部まで下絵を描いた事が一番の間違いだった。私の場合、下絵は本当にダメで、線が整って絵が丸くなる。なぞった絵は何度でも描けそう。私が時間逆行してももう一度描けるような絵なんて、人生を後悔できてしまう。絵だけでなく人生の何事においても、もう二度とアレは無理だと思える事は幸せだと思う。
そして次はとても綺麗な絵を描くつもりだったけれど、とりあえずやめた。次のシリーズタイトルは「悪魔の内臓」。死霊のはらわた、みたいな。



 
カナリア
 
高熱で寝込み、気管支か喉が炎症を起こして声が出なくなる。私の頭は声が出なくなるとカナリアを思い出すらしい。よくわからないけれど、喉を灼かれたカナリア?いや、声を失くしたカナリア?気になるので調べた。正しいカナリアは唄を忘れたカナリア。
唄えない事で棄てられそうになったり埋められそうになったり鞭で叩かれそうになる可哀想なカナリア。しかし守ってくれる人が居て救いがある。
「象牙の舟に銀の櫂 月夜の海に浮かべれば 忘れた唄を思い出す」
弱っているせいかカナリアを想って涙が出る。今日は満月。



 
映画を観続ける。
 
年末年始、人に勧められた映画を色々観た。ベルリン天使の詩、愛のむきだし、夜と霧、2001年宇宙の旅、ミスミソウ、ノスタルジア…等。アニメやドラマも数作。
そして私が観ている間のクウ。
ku



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